探偵 北九州｜結婚前調査の重要性と調査各論

北九州つばめ探偵社です。

今回は、調査項目の中の一つでもあります

結婚調査、要するに結婚前調査について書いてみましょうね

 

結婚調査、要するに結婚する前の段階における調査でして

少し前の調査になりますが、小倉南区～行橋エリアで展開された調査を

ボカシながらの題材にしまして、書いてまいります。

なお、主たる調査地が同エリアだったという意味でして、

対象者の居住地等は明かさないことと致します。

 

本件は、既に調査報告書は提出済みですし、その後の結論も確定しており

【解決済みという状況】ですことを、最初にお断りさせていただきますね。

 

では、まず、終了後の報告書について書きますね。

浮気調査では一般的に１００ページを超える報告書となります。

それは、慰謝料を中心とした法的な争議へと発展する可能性が高い事から

確たる証拠能力を持つ複数以上の証拠把握、さらには不倫交際相手の詳報

これらが必須となる為、どうしても薄い資料にはならないと言う点から

必然的に分厚い資料になってしまいます。

訴訟発展の可能性が高いものは２００ページにわたるものが普通です。

証拠が足りないという事態は避けたいですし

楽に戦えた方がいいですもんね。

十分に余裕を持って戦っていただける資料作成が我々の責務だと思っております。

 

ただ、結婚調査では、訴訟はあまり考えられませんので、

７０～１００ページくらいという少し少ない量にはなります。

そうは言いながらも、

「人間の行動面を見ながら、５０ページ程度におさめてしまう報告書」は

うちでは作れないものとも言えることは確かです。

仮に２０～３０ページ程度であったのなら、それはもはや神業的な手抜きかなとも言えますね。

 

では、記載可能な範囲内でこのブログにて書いてみたく思います。

この種類の調査につきましては、

結婚前の段階で、結婚予定相手に対し何らかの疑念をお持ちになった

親御さんからいただくことが多いのですが、

当事者さんからいただくケースもあります。

 

当方におきましては、ほぼ７：３で男性側を調べることが多い調査となっています。

一般の浮気調査におきましては、現在、調査対象の男女比が完全に半々ですので

少し状況が違うようです。

まず、調査内容として必要とされますのは、

とにかく「結婚相手として大丈夫か」という点が全てとなります。

 

調査項目は、

①職務面、②異性関係、③金銭関係、④健康面及び性格、⑤家族親族関係

ということになろうかと思います。

 

職務面に関しましては、色々な事象が発生しています。

全く職業が違ったケース、勤務先は言われた通りであったが部署が違ったケース

勤務先における身分が違ったケース（つまり正規職員ではなく、アルバイトであったケース）

これらが代表的なものとなります。

 

異性関係でも種々の場面を見てきました。

自宅に異性が入り込んでいたもの、風俗通いが多発していたもの

勤務先同僚関係で交友と言うレベルをはるかに超えていたもの、などになります。

また、ひどいものになりますと婚歴を隠し、養育費を払っていたケースもあったことを思い出します。

 

浮気調査の相談をいただく際に、

結婚前から「おかしかった、気になっていた」というケースはいくつもありました。

事前に手を打つのも幸せの為と言えるかもしれませんね。

 

下の写真は、ある浮気調査、結婚調査でも使用しました探偵スタッフ「ケイ」さん作成の

撮影機材になります。近距離用、室内使用のものになりますね。

本文とは関係するような、しないような・・・・そういった写真です

結婚調査に話をもどしますね。

金銭面、金銭感覚では、各所において浪費癖が見られた反面、

異様なほどの倹約家、というものにも遭遇してみたり

サラ金等の利用というものも見られたことがありました。

浪費、性格面も関係するかと思われますが

ギャンブル依存のようなものにも遭遇しています。

 

詳細の性格面につきましては、当事者が調査時点で把握されている状況が普通ですので

あまり調査における必須事項とはなりにくいかもしれないですが

ギャンブル依存の可能性はちょっと怖いですよね。

 

ところで家族親族関係などにつきましては、難しい調査になります。

その理由は、聞き込みが絡むがゆえです。

「聞き込む」といった場合、下手な聴取をすれば、その聴取事実が知れてしまう危険性が

ものすごく高いと言えます。

ここでは、口止めが必要になるわけですが、そこでは重要なテクニックが

必要になるというわけです。これにつきましては、当方、得意分野ですし

機密事項として公開はご容赦下さい。

 

探偵業界に数年以上は在籍し、多くの知識、経験を持ち、

そして話術に長けたものでなければ

これはひどい結果を生むことになると断言できます。

一般的には、３０代後半～４０代の女性調査員、もちろん頭の回転がいい人物が

ベストだと思います。とにかく「質問に来た、調べに来たという形は厳禁」となりますが

御用聞きのように「質問」してしまうと、依頼者さんサイドは大迷惑を被るでしょう。

 

「話をする」という場合、どこまでの展開になるかが読めないからですね。

うちでは、この手の聞き込みに関しましては、 ❤ゆかり❤ 調査員が前面に出ることが

基本形と言えますね。

彼女の場合、何を調べているかを察知させない手法が見事です。

20分以上は世間話で話し込んできますので、聴取されているという

意識を与えないですから、本当に見事なものです。

 

ただ、危険を避けるため、このような聴取が絡むものは避けましょうという傾向も

最近の大きな流れとも言えますね。

行うなら最後の最後でしょうが、繰り返しますが聴取事実が拡散する事態だけは

絶対に避けなければいけないということにはなりますので

下手な聞き込みは絶対にダメでしょうね。

 

総括しますが、結婚前調査は、

結婚前調査をしなかったがゆえに、結婚１年目、２年目に離婚を考えなくてはならないという

「後からの非常事態」よりも、はるかに有効な結果を生む調査とも言えます。

 

 

今回は、少し真面目に書いてしまいました。

うちでは、悩んでいる方たちに対して、

業務的な書き方はやめましょうという決め事があるのですが

ちょっとこれは書いておいたほうがいいかなと思いましたので、

書かせていただいた次第です。

ラストは少しくだけます。

 

猛暑、酷暑の中、或る日の結婚調査に臨んだのは、代表さんとケイさんです。

この日は、ある大失敗を代表さんがしでかしてしまいました。

珍しいケースです。

普通なら落胆して、無言で帰社・・・・となるところでしたが

「STAFFのケイさんの動きにて完全に助けられた。

いい気になって、決めつけて追尾した自分のミスだから

思い切りいい薬になった」と話してありましたが

暑い中、数時間の徒歩尾行で変になりそうだったから集中力を欠いてしまった。

終了後はコメダさんでかき氷をご馳走したが、

これで生き返ったような感じだった」とおっしゃっていました。

かき氷編は、また今度お書きになると思っております。

 

でも写真は・・・ミニサイズらしいです。

普通サイズだと、気が狂うほどの大きさだから

❤ゆかり❤さん以外は手出しはできないと思うということでした。