探偵 北九州｜浮気調査等、探偵への依頼手順とは

探偵に依頼する際、最も重要なステップは初回相談です。

電話ももちろんですが、実際の面談が大きな要素だと言い切れます。

 

この段階では、依頼者が抱える問題や要望を詳しく話し、

探偵側が状況を的確に理解することが求められます。

 

初回相談では、依頼者がどのような情報を得たいのか、調査の目的や背景を共有することで、

より適切な調査内容が決定されます。

大事なのは、調査を依頼するということよりも、調査によって何が得られ

どのような運用が期待でき、その結果、いかなる形が想定可能であるのか

そして、そこでの障害の可能性論、これらは必須要素です。

 

まともな探偵事務所は、法務展開における知識を有しています。

「すぐに弁護士を紹介します」という業者は、ダメです。

最終的な争議発展の可能性が確定、もしくは確定しそうだという段階から

弁護士さんに入っていただければ済む話ですし

そこまでは探偵側が全部主導できなければならないと感じます。

 

理由は簡単です。

調査に寄り得られる証拠物とその分量などを含めて考えますと

何が得たいからこのような動きでこのような証拠を揃えたと言い切れる

調査展開が可能な探偵会社でなければ、無意味だと言いたいだけのお話です。

昨今、本当に初心者が大きな看板を立てて、まるで新興宗教かマルチのように

顔写真まで出しての誘因活動が行われています。

 

ひどいところは、「女探偵です。看板で知られています。すぐに法律家への

無料相談が可能です」などと意味不明を通り越すHPを展開しています。

こんな劣悪な初心者に行くべきか否か、賢明な皆様ならすぐにご理解可能かなと思います。

 

また、依頼者は探偵の専門性やこれまでの実績について確認する良い機会でもあります。

最終的な結果における婚費、養育親権、財産分与、慰謝料、調査費の相殺など

いくつもの質問を必ず契約時になさって下さい。

 

探偵は依頼者のニーズに沿った調査計画を構築するための第一歩を踏み出せなくて

ならないと思います。

探偵のコンビニ化を目指すなどという素人業者もいますので

本当に気を付けての選択行為をなさいますよう、老婆心ながらお伝え致します。

初回相談は信頼関係の構築の起点となるため、十分な時間をかけて意見交換を行うことが大切です。

 

レンタルオフィス探偵に騙された方は多いです。

外で会いましょう、ご自宅に行きます、喫茶店などで会いましょう

契約はLINEで・・・・

 

全部だめですからね。必ず事務所を訪問してください。

初回相談が終わると、次のステップは調査計画の策定です。

ここでは、依頼者のニーズに基づいて具体的な調査戦略が立てられます。

求める結果、つまり、証拠運用の為に必要な証拠構築ができず

行き当たりばったりの調査実施・・・これでは無意味な結果が来てしまいそうですね。

 

探偵は、収集すべき情報や調査対象、実施方法を明確にして、効率的に調査を進められるようにします。

そのための具体的手法をしっかり確認しておいてくださいね。

調査の予算や期間についても相談し合い、双方が納得できる形で合意形成を図ります。

例えば、尾行や聞き取り調査、データ分析など、調査手法は多岐にわたりますが、

それらを適切に組み合わせて効果的な計画を立てることが重要です。

この過程で、探偵は技術的な知識や経験を活かし、依頼者にとって最も効果的な手法を選びます。

調査計画が順調に進むためには、双方のコミュニケーションがカギとなります。

あくまでも調査の入りの段階まではという限定です。

 

具体的な調査実務に移行する段階ではコミュニケーションズ云々よりも

いかなる結果をいかように得てこれるか否か・・・・・探偵さん次第ですね。

 

なお、蛇足ですが面談時には現場にもいかない、いえ、体力的に行けないおばさんの

あおりにやられないようになさって下さい。

現場に行くスタッフが話さないのであれば、それはバイト君起用

FCの配下への丸投げなど危険な状態に陥ることでしょう。

調査計画が策定されると、実際の調査が始まります。

探偵は現場に赴き、計画に基づいた情報収集を行います。

このプロセスには、対象者の行動を録画観察したり、目視確認を進めたり

そして調査地における張り込み位置の策定なども実施してまいります。

ここで聴取行為に走る探偵は絶対にダメです。

 

あるFC会社は張り込み位置が確保できないという理由で

対象者宅付近の他の住宅の方に・・・・・

「浮気調査をやっています。車両が置けないので置かせてもらえませんか？」

と言ってしまうという最低の暴挙に出ていたことも知っています。

依頼者さん宅の問題は近所中に筒抜けになってしまうわけです。

これは誇張ではありません。FC事業者、ある海洋生物の名称会社が

これをやらかしています。

もはや探偵事務所ではないという愚挙ですね。

 

情報の正確さが求められるこの調査実務では、探偵の観察力と判断力が試されます。

しかし、全て映像が必要ですので、機材力の差は出てきます。

初心者業者が多くの種類の機材を持つことは不可能です。

うちでは20年を越える中で増えてしまいましたが

数十個程度の機材、暗視機材、これらを持てないようでは仕事にはなりません。

 

なお、調査実務遂行中、必要に応じて計画の見直しを行うこともあります。

状況の変化に対応できる柔軟性が求められるため、依頼者には状況報告を行うこともあります。

説明の必要よりも結果重視というケースでは言わないこともあるでしょうが

結果がより良好なものとなるであれば、経過説明は不要とも言える段階ですね。

探偵による調査が円滑に進むかどうかは、当該探偵のスキルと経験に大きく依存します。

結果的に、依頼者が求める情報が正確に収集できるかどうかが、

調査の成果を決定づける要因は担当する探偵の経験とスキル

そこを信じるしかないと言えるでしょう。

実際の調査が終了した後、探偵は集めた情報を整理し、調査報告書を作成します。

この報告書は、調査の成果を明確に伝えるための重要なドキュメントです。

報告書に収集したデータや調査の過程を具体的にまとめ、依頼者が容易に理解できる形で提供します。

報告書の作成には、正確性だけでなく、読みやすさも求められます。

 

まず、写真にタイムスタンプは必要ですし、そのタイムスタンプが正当であるか否かの

証明も必要です、厳密にいえばの話です。

そして、撮影した被写体が誰が見ても対象者であるという断定が可能なものであり

その行動が不貞の事実を肯定するものでなければなりません。

それら構成要件が満たされて、はじめて証拠となるというわけです。

 

依頼者にとって重要なのは、情報の正確性だけではなく、その情報がどのように役立つかという点です。

そうです、運用に役立たなければならないわけです。

親権を争っているのに、不倫部分だけを示した会社もあり

親権関係の争いでは役にも立たない結果を提出した会社もあります。

 

探偵は、必要に応じて、追加の解説やアドバイスも行い、

依頼者が次にどのような行動を取るべきかを考える助けになります。

それは調査後ではなく、調査の入りの段階で見えていなければならないわけでして

これだけを見ても初心者FC会社がまともな運用可能な資料を提出できるとは

どうやっても考えにくいですね。

 

調査報告書の提出は、一つのサイクルが完結することを意味しますが、

それは依頼者さんに新たなスタートを与える契機でもあります。

依頼者さんは、探偵が提案した内容と結果資料を基に、今後の行動を考えることができます。

調査の結果が期待通りであった場合は、依頼者は次のステップに進む自信を持つことができるでしょう。

期待通りでなかった場合でも、得られた情報を元に新たな戦略を立てることが可能となることも

無いとは言いませんが、まず順当な推移は期待できないと思います。

 

まともな結果を得られていれば、探偵との関係が築かれていますので、

その後の再度の相談や有資格者への依頼が行いやすくなります。

このように、調査の最終結果は、信頼の証となりますということではなく

実質的、具体的な将来的な手法への足掛かりとなるというわけです。

各依頼者さんが未来に向けて前進する姿を後押しする役割を果たすのが、

探偵が提供する調査の根本的な価値です。

 

いきなり「弁護士さんが云々」と言ってしまう初心者業者であれば

その進み方は期待出来ず、いきなり弁護士さんとの話となり

せいぜい300万程度の慰謝料で「はい、終了」となっているケースは

聞いています。

もちろん個人差はありますので、完全断定は行いません。