探偵浮気調査看板規制の現状と問題点を探る

近年、探偵業界においては、浮気調査を中心とした依頼が増加しています。

しかし、そんな探偵業界にも問題が生じています。

それは、探偵業者の看板による規制が不十分であるということです。

本稿では、探偵浮気調査看板規制の現状と問題点を探ってまいります。

街中で浮気調査と書かれたバスが走り回る熊本など、

正直、惨劇としか思えずにおります。

バス会社も儲かればいいという姿勢を正すべきです。

現在、探偵業者の看板規制は、各自治体によって異なります。

なかには、必要最低限の情報しか記載を許されない自治体もあります。

そして看板については周囲への影響を考えるべきです。

例えば街中にアダルトビデオの看板があったら？

それと同じ考え方をすべきです。

看板の規制は全くないため、

子供連れの方々がその看板を見てしまうと不快な思いをすることがあります。

お母さん、浮気調査って何？と聞かれたら・・・・

子供同士でそんな言葉を発して会話していたら・・・・・

想像に難くないですよね。

 

浮気問題については、それぞれの方がネットで探せる時代です。

景観を汚すことには、強く反対の姿勢を持っていますし

大看板に頼るのは、ほとんどがFC獲得傾注業者ですよね。

ロイヤリティーで儲けようという姿勢は

本来の調査行為とはかけ離れているとしか思えません。

だから顔写真など出せるんでしょうね

調査行為、調査実務に臨むのであれば、あんな目立つ特徴ある顔写真は

出せないのが当然のことと思います。

 

正直に書きますが、うちの女性スタッフは、みんな、あの看板は気持ち悪い

と申しております。

探偵業者の看板の問題点は、規制の不十分さだけではありません。

看板に掲載されている内容自体も、誤解を生みやすいものもあります。

たとえば、「夫婦関係改善サービス」などといった、浮気を告白してもらうことを

目的としたものがある一方、本来の探偵業務である浮気調査の看板であることもあります。

ＦＣの配下を獲得したくて出している業者もあります。

釣られて開業した元居酒屋勤務者。

一週間弱の研修で「はい、探偵です。浮気調査が得意です」とやらかしてしまい

結局、さっさと消えました。

それと同じ構図ですよね。

 

このように、探偵業界に入り込んだ悪質業者が、看板によるオーラ醸造によって、

軽率安易な利用者はなんとなく安心感を抱いて釣られることさえあります。

探偵業者の看板規制を解決するための第一歩は、

「探偵業の明記」と「看板の営業時間規制」であると考えられます。

業務内容が明確に伝わり、深夜・早朝に不快に思われることもなくなります。

そして、看板に何を掲載するのか。それぞれの探偵業者が看板に掲載する内容を、

自治体が条例を作り、規制することが必要です。

街中に不適切な情報を掲載しないように指導することができるように立法すべきです。

 

 以上、探偵浮気調査看板規制の現状と問題点を探り、当方の考え方を提示してまいりました。

探偵業界が協力し、利用者にとってわかりやすく、明確な情報を記載した看板を掲げることが、

安心できる探偵業界を作ることになります。

子供への悪影響を考慮していない看板は、悪質であると再度断言しておきましょう。